当院で採用しているヘルメット「クルムフィット」のお手入れ方法

当院で採用しているヘルメット「クルムフィット」のお手入れ方法

0歳からの頭のかたちクリニックでは、ヘルメット治療に使用するヘルメットとして「QurumFit(クルムフィット)」を採用しています。
ヘルメット治療を進めていく際に、「ヘルメットのにおいが気になる」「洗い方が合っているのか心配」というお声をいただくことがあります。
今回はお子さまにとって快適なヘルメット治療を進めていくための、クルムフィットのお手入れ方法についてご紹介します。

お手入れ方法

基本的には1日1回程度の消毒を行い、においや汚れが気になる場合は流水で洗浄してください。毎日の消毒より水洗いの方がお手入れしやすい場合は、1日1回程度を目安に水洗いしていただく方法でも問題ありません。
ご家庭で続けやすい方法で、清潔な状態を保つことが大切です。

ヘルメットシェルについて

消毒する

  • 消毒用アルコールや除菌剤をご使用いただけます。
  • 消毒用アルコール、または除菌剤を全体が濡れる程度に吹き付け、約3分置いた後にペーパータオルでヘルメットシェルの内側、外側を拭き取ってください。
  • 当院では、天然由来成分100%で製造された除菌消臭スプ レー(右写真)の取り扱いをしております。購入ご希望の場合は、受付スタッフにお声がけください。(製品の詳細はこちら

※消毒用アルコール(市販されている、一般的な濃度76.9〜81.4v/v%)は薬局やネット通販などでご購入いただけます。

除菌消臭スプレー

乾かす

  • 乾かす際には、ペーパータオルなどでよく水気を拭き取り、直射日光を避けた風通しの良い場所でよく乾燥させてから着用してください。
  • ドライヤーの温風、熱風での乾燥は、品質を保てなくなる可能性があるのでお控えください。

※消毒用アルコール(市販されている、一般的な濃度76.9〜81.4v/v%)は薬局やネット通販などでご購入いただけます。

ヘルメットシェルの水気をペーパータオルで拭き取る様子

においや汚れが気になったら水洗い

  • 流水で、スポンジや歯ブラシを使用してこすり洗いしてください。たわしなどの固いものは、ヘルメットが傷つく可能性がございますのでご使用はお控えください。
  • お子さまの肌に使用可能な洗浄剤(ベビー用ボディソープ等)をご使用いただけます。ただし、お子さま用ではない洗浄剤(大人用ボディソープ等)や、人の肌に直接触れることを想定していない洗浄剤(漂白剤等)は皮膚トラブルの可能性がありますのでご使用をお控えください。
  • 洗浄剤を使用した場合は、流し残しがないよう、流水で十分に洗い流してください。流し残しがあると皮膚トラブルの原因となる可能性があります。
  • 乾かし方は消毒用アルコールを使用した場合と同様です。
ヘルメットシェルを水洗いしている様子

クッションについて

消毒する

  • 消毒用アルコールや除菌剤をご使用いただけます。
  • 消毒用アルコール、または除菌剤を全体が濡れる程度に吹き付け、約3分置いた後にペーパータオルで拭き取ってください。
  • 当院では、天然由来成分100%で製造された除菌消臭スプレー(右写真)の取り扱いをしております。購入ご希望の場合は、受付スタッフにお声がけください。(製品の詳細はこちら

※消毒用アルコール(市販されている、一般的な濃度76.9〜81.4v/v%)は薬局やネット通販などでご購入いただけます。

※お子さまの皮膚に直接触れる部分のアルコール消毒が、アレルギーの観点からご不安の方は、当院で取り扱っている除菌消臭スプ レーを使われることをおすすめいたします。

除菌消臭スプレー

乾かす

  • 乾かす際には、ペーパータオルなどで押さえ、水気をよく吸い取り、直射日光を避けた風通しの良い場所でよく乾燥させてから着用してください。
  • 絞って水気を取り除くことは、品質を保てなくなる可能性があるのでお控えください。
  • ドライヤーの温風、熱風での乾燥は、品質を保てなくなる可能性があるのでお控えください。
ヘルメットシェルの水気をペーパータオルで拭き取る様子

においや汚れが気になったら水洗い

  • 流水でやさしく押し洗いしてください。
  • お子さまの肌に使用可能な洗浄剤(ベビー用ボディソープ等)をご使用いただけます。ただし、お子さま用ではない洗浄剤(大人用ボディソープ等)や、人の肌に直接触れることを想定していない洗浄剤(漂白剤等)は皮膚トラブルの可能性がありますのでご使用をお控えください。
  • 洗浄剤を使用した場合は、流し残しがないよう、流水で十分に洗い流してください。流し残しがあると皮膚トラブルの原因となる可能性があります。
  • 乾かし方は消毒用アルコールを使用した場合と同様です。
ヘルメットシェルを水洗いしている様子

水洗い方法について
QurumFitのメーカーが紹介してる動画はこちらです

面ファスナーシール・ベルトについて

どちらも取り替え可能です

面ファスナーシールやベルトに汚れが見られる場合は、交換が可能です。診察時にお声がけください。

除菌消臭スプレー

乾かし方のコツ

ヘルメット治療では、お風呂などの時間を除き、1日20〜23時間ヘルメットを装着することで、治療効果を最大限に引き出すことができます。
長時間身につけるヘルメットだからこそ、清潔な状態を保つために、こまめなお手入れと十分な乾燥が大切です。
洗った後は、風通しの良い場所に置いて自然乾燥させることができますが、「できるだけ早く乾かしたい」ということもあるかと思います。ヘルメットをより早く乾燥させるためのコツをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

洗濯ネットを使う

ご家庭でおしゃれ着洗いなどに使われる「洗濯ネット」に入れて、乾燥させる方法もあります。
風通しの良い室内に吊るしておくだけなので、手軽に取り入れられます。

洗濯ネットを使う 

平干し用ハンガーを使う

セーターなどを干すときに使う「平干し用ハンガー」を活用する方法もおすすめです。
平干し用ハンガーは、100円ショップなどでも手軽に購入できます。(写真の平干し用ハンガーも100円ショップで購入したものです)
洗ったヘルメットをハンガーの上に載せておくだけなので、手軽に乾燥させることができます。

平干し用ハンガーを使う

こんなときは?

Q

汗や雨で濡れてしまったら?

汗や雨などでクッションが濡れてしまった場合は、ペーパータオル等を押し当てるようにして水気を吸い取り、適宜乾かしてから装着してください。

Q

外している時はどこに置けばいい?

乾燥時や休憩で装着していない時は、風通しの良い場所に置き、直射日光を避けるようにしてください。
長期間保管する場合は、直射日光の当たる場所、高温多湿な場所などを避けてください。
クッションの誤食を避けるために、乳幼児の手の届かないところに置くようにしてください。

Q

汚れがひどい場合は?

ヘルメットシェルに汚れが見られ、流水で洗浄しても落ちない場合は、重曹でのお手入れが可能です。

① 重曹と水を2:1の割合で混ぜてください。
②汚れが気になるところに①を乗せ、1~2分間放置してください。
③スポンジや歯ブラシ等に①をつけて、②の箇所を擦ってください。
④流し残しがないよう、流水で十分に洗い流してください。
 ※流し残しがあると皮膚トラブルの原因となる可能性があります。
⑤洗浄後は水気を取り、よく乾燥させてから着用してください。

※本手順でも汚れを完全に除去することができない可能性もございますので、予めご了承ください。

最後に、当院の理事長小室先生からのメッセージをご紹介します。

小室理事長からのメッセージ

小室広昭医師

小室広昭 医師(理事長)

1984年東京大学医学部医学科卒業。東京大学小児外科学教室入局。東大病院、日本赤十字社医療センター、埼玉県立小児医療センター、St.Jude小児病院留学などを経て、1997年より自治医科大学講師。2000年より筑波大学講師および准教授。2011年より東京大学小児外科准教授。2013年より上尾中央総合病院小児外科科長。現在、埼玉医科大学客員教授、2022年より0歳からの頭のかたちクリニック理事長。ベストドクターin Japan(2016年より)。

メッセージ

ヘルメット治療では、十分な治療効果を得るために、1日20〜23時間のヘルメット装着が必要です。
一方で、赤ちゃんは大人よりも汗をかきやすく、長時間身につけるヘルメットだからこそ、においや汚れが気になることもあると思います。
ヘルメットを清潔に保ち、装着することは、赤ちゃんが快適に治療を続けていくためにも大切です。
毎日のお手入れは少し大変に感じられることもあるかもしれませんが、今回ご紹介した方法を参考に、無理なく続けていただければと思います。
お手入れについて、分からないことや気になることがありましたら、いつでも医師やスタッフへご相談ください。

まとめ

お子さまのヘルメット治療を検討されているママ・パパはぜひ参考にしていただき、ご納得のいくヘルメット治療を進めていただければと思います。
いつでもお気軽に「0歳からの頭のかたちクリニック」にご相談ください。