【患者様インタビューYさん】 頭のかたちの相談が、 手術が必要な見逃さない診断につながった


赤ちゃんの頭のゆがみ、最初は「向き癖」だと思っていた

赤ちゃんの頭のかたちが気になり、「0歳からの頭のかたちクリニック(以下、当院)」を受診されたご家族。
診察の中で病気の可能性が示され、当院からの紹介状で慶應義塾大学病院を受診。その後、頭蓋骨縫合早期癒合症と診断され、手術を受けられました。

「なんとなく頭のゆがみを気にしていた」から始まった違和感

――まず、お子さまの頭のかたちについて、最初に気づかれたきっかけを教えてください。

Yさん:“ここがおかしい”と明確に思ったタイミングがあったわけではないんです。
ただ、吸引分娩だったこともあって、生まれたときからずっと気にはしていました。

――もともと頭のかたちについては関心があったのですね。

Yさん:はい。妊娠前からSNSでヘルメット治療のビフォーアフターを見ていて、“こういう治療があるんだ”と知っていたので、意識はしていました。

――その中で、変化を感じたのはいつ頃でしたか?

Yさん:2ヶ月くらいのときに、少し凹みが気になるようになってきて。
ただその時点では、“よくある向き癖かな”という認識でした。ゆがみ対策枕やタミータイムなども実践していました。

「とりあえず測ってみたい」軽い気持ちで受診

――受診を決めたきっかけは何だったのでしょうか?

Yさん:もともと行こうとは思っていたんですが、同じ日に出産した友人(出産のお部屋が一緒だったそう!)が先に受診していて、その話を聞いたのが大きかったです。

――ご友人の存在が後押しになったのですね。

Yさん:そうですね。それで“じゃあ自分も行ってみよう”とすぐ予約しました。

――他の病院や整体などは検討されましたか?

Yさん:いえ、ほとんど見ていないです。菊地亜美さんやありしゃんさんのYouTubeで院内の雰囲気や診察の流れも見ていたので、心理的なハードルは低かったです。

――どのような気持ちで受診されましたか?

Yさん:“どのくらい歪んでいるのか知りたい”という気持ちが一番大きかったです。
専門の先生のもと3Dスキャンで客観的に結果を見てみたいなと。

診察で初めて知った「前頭部のゆがみ」

――実際に来院されて、印象はいかがでしたか?

Yさん:スタッフの方が本当に丁寧で、子どもだけでなく親にも配慮してくださる空間だなと感じました。

――診察・3Dスキャンの結果を聞いたときのお気持ちは?

Yさん:ずっと後頭部ばかり気にしていたんですが、“前頭部が重度”と説明されてすごく驚きました。

――前頭部のゆがみは、あまり知られていないですよね。

Yさん:そうなんです。そもそも存在すら知らなかったので、衝撃でした。

「手術が必要な病気の可能性がある」その一言

――その後、医師からどのような説明がありましたか?

Yさん:“手術が必要な病気の可能性がある”と伝えていただきました。

――そのときの率直なお気持ちはいかがでしたか?

Yさん:かなり衝撃でした。
ただ、先生が過度に不安を煽るのではなく、あくまで“可能性”として冷静に説明してくださったので、少し落ち着いて受け止められました。
一方で、心の中では『結局は大丈夫だろう』という感覚も混在していました。

――それまで病気の可能性についてはご存知でしたか?

Yさん:全く知りませんでした。正直、“ゆがみ=向き癖や絶壁”だと思っていたので…単なるゆがみの計測ではなく、病気ではないかのチェックがいかに重要かということを知りました。

大学病院への紹介という選択

――その後、大学病院の受診を勧められたのですね。

Yさん:はい。慶應義塾大学病院を紹介していただきました。

――すぐに受診しようと思われましたか?

Yさん:その場では正直不安もありましたが、紹介状を書いていただいたので、その日の帰り道に予約しました。

――早いご判断ですね。

Yさん:待ち時間の間に夫と一緒に病院について調べて、実績がしっかりしていると分かって、“慶應義塾大学病院なら大丈夫そうだね”と。

――院内でのフォローもあったと伺いました。

Yさん:はい。スタッフの方が声をかけてくださって、“慶應義塾大学病院なら安心して大丈夫ですよ”と背中を押していただきました。

診断、そして手術へ

大学病院での精密検査の結果、お子さまは頭蓋骨縫合早期癒合症と診断されました。

――診断を受けたときのお気持ちはいかがでしたか?

Yさん:病気が確定した時はショックで、自分のせいではないかと感じたりもしました。また、発達への影響や付き添い入院への不安も大きかったです。しかし、手術は無事に終わり、術後は非常に元気で、気になっていた目の開き方の左右差も治りました。慶應義塾大学病院の坂本先生には感謝しかありません。

その後、手術・入院を経て、現在は元気に成長されています。

「不幸中の幸い」そう思える理由

――今回のご経験を振り返って、いかがですか?

Yさん:本当に“不幸中の幸い”だと思っています。あのとき0歳からの頭のかたちクリニックを受診していなければ、病気について気づけなかったかもしれません。

――受診のきっかけは“軽い気持ち”だったとおっしゃっていましたね。

Yさん:そうなんです。“ちょっと頭のゆがみを測ってみたい”くらいの気持ちでした。

同じように悩むご家族へ

――最後に、同じように悩んでいるご家族へメッセージをお願いします。

Yさん:軽い気持ちでもいいので、一度受診してみてほしいです。ヘルメット治療は「親のエゴ」と言われることもありますが、息子のように病気が隠れているケースもあるため、病気のチェックだけでも受診する価値があると思います。そして、頭の形のゆがみの裏に病気が隠れている可能性についてもっと広く知られてほしいです。

ご自身で見た目だけで判断するのではなく、専門の病院で病気の可能性も含め数値やレントゲンで見てもらうことが大切だと思います。0歳からの頭のかたちクリニックには我が子の未来を繋いでもらったと思っています。

Yさん体験記(note)のご紹介

Yさんは、診断から手術、その後の経過までの体験をnoteで公開されています。
同じ悩みを抱えるご家族の一助となる、貴重な記録です。
詳しくは下記よりご覧いただけます。

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息子の頭蓋骨縫合早期癒合症の手術記録。
病気が見つかったきっかけ、慶應病院での付き添い入院生活など、当時の私が必要だった情報を綴ります。
https://note.com/easy_dove5225
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0歳からの頭のかたちクリニックが担う役割

―「最初に診る」医療機関として―

赤ちゃんの頭のゆがみは、
・向き癖
・絶壁
といった見た目のゆがみ(位置的頭蓋変形)要因であることが多い一方で、まれに病気が隠れていることもあります。

0歳からの頭のかたちクリニックでは、
・専門医による診察
・3Dスキャンによる客観評価
・鑑別診断(複数医師によるWチェック)
を通じて、ヘルメット治療以前に「何が原因によるゆがみか」を丁寧に見極めます。
必要に応じて大学病院などの専門医療機関へご紹介し、適切な医療へつなぐ役割を担っています。

最後に

赤ちゃんの頭のゆがみは、単なる見た目の問題ではない場合もあります。
「少し気になる」その段階で、専門医に相談することが、お子さまの未来につながることもあります。
まずは一度、ご相談ください。

※本記事はインタビュー内容をもとに構成しています
※本インタビューは個人の感想です。