
ヘルメット治療を検討中、あるいは治療中の親御さんにとって、避けて通れないのが「暑さ対策」です。
特に夏場は、まだ体温調節が未熟な赤ちゃんにとって、ヘルメット内の蒸れや暑さは大きな負担になりがち。
「あせもは大丈夫かな?」「少しでも快適にしてあげたい」と心配されている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、0歳からの頭のかたちクリニックの医師監修のもと、ヘルメット治療中を少しでも涼しく、快適に過ごすための具体的な工夫をご紹介します。
夏の暑さ対策


汗トラブル予防・清潔なヘルメット着用
赤ちゃんが汗をかいたら、清潔なガーゼやタオルでやさしく押さえるように拭き取り、ムレやかぶれを未然に防ぎましょう。
汗をたくさんかいた日は、お風呂の時間を待たずにシャワーで汗を流してあげると、皮膚トラブルの予防になるだけでなく、赤ちゃんもスッキリと気持ちよく過ごせます。
また、肌のケアと同時に、ヘルメット本体の内側を拭いたりクッションを洗ったりと、装着器具そのものを清潔に保つことも非常に大切です。
詳しいお手入れ方法は取扱説明書を確認し、適切なメンテナンスを行ってください。


室温・体温のコントロール
室内では、赤ちゃんにとって快適な25〜28℃を目安に室温を調節しましょう。
エアコンや扇風機を上手に併用して涼しい環境を作ることが大切ですが、冷たい風が赤ちゃんに直接当たらないよう風向きを工夫するとより安心です。
また、日中の気温がぐんぐん上がる11時から15時頃までは、赤ちゃんの体温も上昇しやすいため、長時間の外出はなるべく控えたい時間帯です。
外出の際は、通気性の良い涼しい服装を選び、日よけグッズをフル活用しましょう。ベビーカー用の冷却シートや冷感タオルなどの便利アイテムを取り入れるのも、暑さ対策には効果的です。


衣服の工夫
ヘルメット分の熱がこもるため、衣類はいつもより1枚薄着に。
吸水速乾素材を選ぶことで、より快適に過ごせます。

ヘルメット治療中の暑さ対策について紹介しました。
最後に、当院理事長小室医師より、ヘルメット治療を検討されているご家族へのメッセージをお届けします。
小室理事長からのメッセージ


小室広昭 医師(理事長)
1984年東京大学医学部医学科卒業。東京大学小児外科学教室入局。東大病院、日本赤十字社医療センター 、埼玉県立小児医療センター、St.Jude小児病院留学などを経て、1997年より自治医科大学講師。2000年より筑波大学講師および准教授。2011年より東京大学小児外科准教授。2013年より上尾中央総合病院小児外科科長。現在、埼玉医科大学客員教授、2022年より0歳からの頭のかたちクリニック理事長。ベストドクターin Japan (2016年より)。
メッセージ
ヘルメット治療において、夏場の暑さや蒸れを心配される親御さんはとても多くいらっしゃいます。
大切なお子さまにとって少しでも快適に過ごさせてあげたい、というお気持ちはもっともなことだと思います。
一方で、ヘルメット治療は適切な時期に開始することで、その効果を十分に引き出すことができる治療です。
暑さが気になる季節に、その点を理由に治療をためらってしまうのは非常にもったいない側面もございます。
もし「暑くて嫌がらないか不安」「お肌が弱いので心配」といったことがあれば、どうか一人で悩まず、遠慮なくご相談ください。
お子さまの状態に応じて、ケア方法についても丁寧にご案内いたします。お子さま一人ひとりにとって最適な形で治療を進められるよう、継続的にサポートしてまいります。
まとめ

ママ・パパへのメッセージをいただきました。お子さまのヘルメット治療を検討されているママ・パパはぜひ参考にしていただき、ご納得のいくヘルメット治療を進めていただければと思います。
いつでもお気軽に「0歳からの頭のかたちクリニック」にご相談ください。











